文学

文学 · 2024/11/24
谷川俊太郎さんが11月13日に亡くなられました。享年92歳。日本で最も有名な詩人といえます。ひとことで言えば、彼の詩はありふれた言葉なのに鋭い。分かりやすくても深く心に響くものです。...

文学 · 2024/11/09
「恥」という漢字を学んだのは小学3年生くらいでしょうか。10歳の僕は、公にするのもまさに恥ずかしいのですが、耳へんに心と書くこの漢字を「耳も心もないほど恥ずかしい」と覚えました。...

文学 · 2024/09/15
最近、井伏鱒二の作品を無性に読みたくなって、黄ばんだ文庫本を手に取っています。『山椒魚』、『黒い雨』、『荻窪風土記』、初期から晩年まで、暖かさと冷徹さの交錯した独自の世界はとても深い。...

文学 · 2024/07/28
パリ五輪が始まりました。雨の降り続く中のオープニングセレモニーは、セーヌ川を中心に、エッフェル塔、ルーブル美術館など「花の都」パリの街を舞台にした、とても素晴らしい演出でしたね。 セレモニーのエンディングでセリーヌ・ディオンが、エッフェル塔の上からエディット・ピアフの名曲『愛の讃歌(Hymne à...

文学 · 2024/07/07
今日は七夕ですね。織姫と彦星が年に一度、天の川を越えて再会する日。織姫はこと座の「ベガ」、彦星はわし座の「アルタイル」。どちらも1等星で、はくちょう座のデネブと共に「夏の大三角形」と呼ばれます。...

文学 · 2024/04/27
2020年4月19日に、このブログを書き始めました。正式にいうと『Ambarvalia(アムバルワリア)』という妙な名前のウェブサイトのブログコーナーです。コロナウィルスが蔓延し、在宅勤務が強いられるなかで何かできることはないかと始めました。 実験的にスタートしたのですが、予想外の反響?...

文学 · 2024/02/11
ーー光あるところに影がある。まこと栄光の影に数知れず忍者の姿があった。命をかけて歴史をつくった影の男たち。だが人よ、名を問うなかれ。闇に生まれ闇に消える。それが忍者の定めなのだ。サスケ、お前を切る!ーー...

文学 · 2024/01/20
『ミス・ブランチ』のオマージュとなった戯曲『欲望という名の電車』は文学作品としても秀逸で、第2次大戦直後のニューオーリンズの粗野な空気感を捉えた表現は特異とも言えます。(最初は『月光の中のブランチの椅子』という題で書き始められた!)...

文学 · 2023/08/12
一昨日、久々に妻と高松市に日帰りで行ってきました。本当に有意義でした。午前中は仕事、昨日は朝から所用がありどうしても帰らねばならないので、日帰りの半日旅行だったけど。泣...

文学 · 2023/07/15
幼稚園の頃から先生に「人の話を最後まで聞きなさい!」と叱られてきました。大まかに物事を把握すると全てを理解したような気になる駄目なタイプの人間と言えます。 小学生の頃にハマったプラモデル作りも設計図(組立説明書)を見ながら、慎重に作ることができなかった。組み立て終わる頃に、だいたいパーツが1つ2つ余るわけです。 ――あれ?...

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