2月1日に株式会社エクレクトに入社しました。60歳10ヶ月の新入社員。全く未経験のIT業界です。前職でデジタル広告の責任者をやったことがありますが、決してITスキルが高いわけではありません。果たして大丈夫なのか⁉︎
リモート勤務も可能ですが、先輩社員を覚えるために毎日リアル出勤をしています。2021年に完成した広島のオフィスはとても新しくて快適。出社してくる社員もみんな若くてお肌ツルツルでうらやましい。
そう言う僕も若い頃は、もち肌で有名でした。白く吸い付くような肌は魅惑的で笑、残業中お姉さん社員に手を触られたこともあります。「スベスベした肌をしてるわねぇ、うふふ。」嘘のような本当の話w
閑話休題、エクレクトは既存のルールに縛られずウェルビーイングをめざすスタートアップIT企業です。創業時、フレデリック・ラルーが提唱した自律分散型の次世代型組織「ティール組織」をモデルにして、これまで企業運営を続けてきました。
現在、社員数が120名を超え、ティール型組織が持続的に発展できるのか、過渡期にあるとの認識を創業者も持っている。とてもPoC的かつチャレンジングな企業だと感じ、共に成長したいとジョインすることを決めました。
還暦を過ぎてなお新規分野に挑戦するのも、なかなか面白い生き方だと思ったのです。もちろん前職に残り、後進の育成を含め広告業務を継続する意義は大きいと感じていたのですが、それ以上のユニークネスをエクレクトに感じました。
エクレクトの社員と僕が交わることで何らかの化学反応が起きるでしょう。もちろん化学反応は悪いベクトルに向かうこともある。いわゆるハレーションですね。ただこの半月、エクレクトの社員と交わってみて、そんな印象は全くありません。
これまで会社で感じてきた心理的負荷を感じさせない自由な空気がエクレクトにはある。前職を悪く言うつもりは毛頭ありませんが、伝統的なピラミッド型組織の弊害など多くのトラディショナル企業は様々な問題を抱えていると言えます。
「ティール組織」は明確なモデルが存在しない組織形態でもあります。ルールは無理やり明文化されておらず、チームや組織と個人が対話を重ね、それぞれの行動を通じてアジャイルに軌道修正を繰り返す形態と言えます。未完成だけに脆弱な面も当然ある。
入社してまだ半月、偉そうに言える経験もありません。印象でしかないかもしれませんが、何か新しい「もの」が突発的に生まれる可能性を感じています。(参照アドレス)余談ですが社内では僕のことを「やのちゃん」と呼ぶようお願いしています。
20代の若手社員は、戸惑いながら「やの・ちゃん」と呼んでくれます。先日「やのっち」という活用形も生まれ勢力を伸ばしています。前職ではありえないことです。そんなことでさえ、ちょっとした幸せをオジサンは感じていますw