
最近、このブログに小難しい話題が増えてるせいかアクセスが減ってきています。浅薄な内容なのに賢ぶって書くから、文章が難しくなるんでしょうねー。反省しかりです。汗
さて今日の話題は「バレンタインデー」。男子の皆さん、昨日はたくさんチョコレートをもらいましたか? 愛妻家の僕は義理チョコ以外(いわゆる本命チョコ)は、妻からの一つだけです。
僕の大好きな「ピエール・マルコリーニ」のチョコを愛する妻にリクエストして贈ってもらいました。贈り物をリクエストするのはどうかとのご指摘もあろうかと思いますが。笑
義理チョコについては様々な意見があります。会社の女子が共同購入し、部署内の男子に同じチョコを平等に配布するという、ある意味昭和っぽい制度は賛否が分かれますよね。
前職の時、一応マネージャーだった僕は、義理チョコを毎年いただき、女性たちにホワイトデーの2倍返しを人数分用意していました。財布と睨めっこしつつ、お互いに気を使うものです。
僕が若い頃に上長(金銭にうるさいタイプ笑)が、この手の義理チョコ制度を禁止した年がありましたが、先輩社員のひとりは「今年はチョコが一つもないよ」とつぶやいていました。
そんな声を聞くと義理チョコも悪いものでもないと思えましたが、接待で通ったラウンジのおねえさんがばら撒くチョコが本当に価値あるものなのかは、よー分からんですw
乃村工藝社に居たのは新入社員から3年だけですが、義理チョコでない感じで女子から手渡されたチョコの数は意外に多かったように思います。(ちと自慢っぽい? ムフフ。)
業務上ほとんど会話したことのない女子から意表を突かれて手渡されたりすると、かなりドキドキしますよね。これ、どう扱えばいいの…。ホワイトデーどうしよう??
多くの若い男子諸君が、昨日そんな体験をしたんだろうなー、うらやましいぜ。とは言え、今は昔のように女子から男子へのステレオタイプな「意思表示の日」では、きっとないですよね。
男子から女子に渡すのも、同性同士のやり取りも、あるいは異性でも恋愛感情抜きに贈るパターンなど、多々あるでしょう。前回のブログでダイバーシティを話題にしたばかりです。
男と女とか、LoveとLikeとか、アガペーとエロースとか、そんな区別や感情を超えたプレゼントの場がバレンタインデーになってきています。とても素敵なことですよね。
「義理」とか「本命」とか、分類すること自体が、もう古い考え方なのだと感じます。その境界さえ贈る側も不明だったり、贈られる側も境界が明確でない方が楽しかったりする…。
「曖昧なことの美しさ」が今後のトレンドのような気がします。明確に区分すること自体が困難な時代とも言える。分断することが悪だと世界は気づいているからかもしれない。
格差や差別につながるカテゴライズの思考を、Z世代は敏感に察しているようです。それはこれからの「持続可能な世界」を創っていくために必要不可欠なセンスだと思うのです。