· 

美味しいお肉と温暖化

1月30日のブログ『地球温暖化とウィルス』のFacebookでの「いいね」数が史上最悪でした。タイトルが真面目過ぎたのでしょうか(中身がふざけ過ぎてたせいかもw)。でもアクセス数を見ると結構、読まれています。

 

ということで、今日はその続編です。昨年、地球は観測史上最高の平均気温だったと書きました。産業革命の前と比べると1.25℃も上昇しているんですね。

 

地球温暖化なんて俺には関係ないやと思っているあなた、地球存続はこの10年が勝負と言われています。でっかいガソリン車に乗ってバーベキューに行き、牛肉とか食べまくってちゃダメです。

 

牛肉は、豚肉や鶏肉に比べて、土地や水、炭素排出量に対する悪影響度が格段に大きいのです。放牧の飼育効率はとても低くて、牛の放牧のために現在も世界で森林が伐採され続けています。

 

温室効果ガス排出量で見ると、牛肉は豚肉の2倍以上、鶏肉の4倍以上になります。牛肉って、間違いなく、本当に美味しいですよね。(ちなみに羊肉は、牛のさらに1.5倍です)

 

でも未来の地球のため、人類のため、なるべく鶏肉や豚肉を食べるようにしたら、温室効果ガスの排出量は減っていくのです。カーボンニュートラルに近づくわけです。

 

さらに温室効果ガスを減らす、もっと簡単でよい方法があります。それは食べ物を無駄にしないということです。(なんか今日はイイこと書いてる自分が、ちと気持ち悪いナ)

 

国連の報告によると、世界で生産された食料の3分の1以上が消費されていません。「食料廃棄」を一国に例えると、米国と中国に次ぐ、世界で3番目の温室効果ガス排出源となります。

 

さらに米国では、子供の17%と大人の35%が肥満状態にあります。先進国では食事を作り過ぎ、それを食べ過ぎ、さらに余らせて捨て過ぎているという「3過ぎ」状態なのです。

 

極貧国の子供たちのほとんどが栄養失調か発育不良にある一方で、我々先進国の国民は驚くほど不道徳であり、かつ不公正な世界を創っている犯人だということになります。

 

新型コロナワクチンも先進国で奪い合いが起こっていて、発展途上国のことまで考えられている状況とは思えません。子供たちは、みんな見ていますよ、そんな大人たちのカッコ悪い姿を。

 

神様も、きっと見ています。昔話は、いつもそうです。自分だけイイ思いをしようとした人間は、必ず報いを受けるものです。そら見たことかと言われないようにしたいものですよね。笑