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「ITコーディネータ」合格体験記 〜第105回〜

今週10月16日の日曜日に久々に受験をしてきました。ITコーディネータ試験です。2時間100問。アラカンの身にはなかなか厳しい試験でした。もともと集中力の続かないB型体質ですので。笑

 

何とか無事に合格できたのですが、「ITコーディネータ(ITC)」をご存知ない方も多いと思いますので、以下にITC協会サイトからITCについての解説をそのまんまいただきます。

 

「2001年、通商産業省による国家プロジェクトの一環としてITC資格制度は設けられました。ITCは、経営者の立場に立って、経営とITを融合し、真に経営に役立つITサービス利活用の推進・支援を行い、IT経営を 実現するプロフェッショナルです」

 

例えば自治体のプロポーザル参加資格として高度情報処理試験(ITストラテジストとか)と同等の資格としてITCが参加要件となることがあり、提案書の加点要素としても記すことができます。

 

ITCはスキル標準ユーザー協会の「キャリアフレームワーク」でコンサルタント系のレベル4に位置づけられますから、DX業務で先行する大手経営コンサルに対抗する意味でも、ITC資格の取得を目指した訳です。

 

今回受けたITC試験は、6日間のケース研修の受講修了と合わせて、「ITコーディネータ」資格取得の条件となるもので、今年8月のくそ暑い頃から夜な夜な勉強を始めました。

 

9月の週末にオンラインで実施されたケース研修参加者の多くは優秀なITベンダーの方々で、なかなか楽しい時間でした。丸々6日間掛かりますが、あっという間の研修でしたね。

 

歳を取っても、新しいことにチャレンジすると脳みそが活性化されます。百時間以上は勉強したと思いますが、そんなに苦にならなかったのです。高校の時にこのくらい真面目に勉強しておけば良かった。汗

 

野村総合研究所もITCを人事・社内教育制度に活用されているとのこと。受験者の多いITベンダーや銀行の多くは、研修料も受験料も会社持ちのようで、ちとうらやましい。

 

少々お金は掛かりましたが、得るものも大きかったと思います。IT戦略やIT利活用の知見を得たのはもちろんですが、変革構想や経営戦略、業務改革等の各プロセスを擬似体験できたのが有意義でした。

 

仕事はやはり、自分が面白いと思うことをやらなきゃダメですからね。ちょうど昨日、企業や商品のブランド戦略だけでなく、地域のサーキュラーエコノミーまで広く検討できる仕事が舞い込んできました。

 

アラカンおじさんもまだまだ、元気に仕事を続けて、社会や地域の皆さんに役立つよう頑張ります。迷惑かもしれませんけど。(今日はかなり真面目な話で、さぶイボ立ったらごめんね。)