· 

筋肉は裏切ることもあるんじゃないか? 〜123回〜

コロナ禍から始まった筋トレブーム。「三密回避」のためにフィットネスクラブ退会者が増加。外出自粛による運動不足解消のため「家トレ」による需要拡大が発端になったような気がします。

 

インストラクター不在で24時間いつでも通える個室ジム「ハコジム」が新しいフィットネス需要を創出。コロナが落ちついて筋トレマーケットはさらに拡大。様々な形態のジムが急増しています。

 

暗闇フィットネスのパイオニア「FEEL CYCLE」は独自の世界観で筋トレ需要を掘り起こしましたね。魅力的なインストラクターには熱烈な固定ファンも多いと聞きます。

 

私の周りの女子たちも積極的にジムに通い始めていて、急拡大しているチョコザップ(ライザップが作ったコンビニジム)は月額3,278円で使い放題。入会金は今なら無料とのこと。

 

カーブスから始まる女性専用フィットネスジムもいろんな種類があります。ボクササイズやバレエエクササイズ、キックボクシングにピラティス専用マシンを置くヨーガスタジオなどなど。

 

高価なパーソナルトレーナーをつける美意識の高い女子もいて、元々「強く美しい」女性がますます強靭化していて、脂肪のたまったおじさん達はもう太刀打ちできません。汗

 

ビジネスエリートは筋トレをするということが最近はルールのようになっていて、ビジネスパーソンとして必要不可欠なマネジメント能力は、筋肉と共に鍛えられるらしいのです。

 

ストイックかつ継続的に自分の身体を鍛えることは、目標に向かって何をするべきかという計画の立案と、その実現化につながるというのが「マッチョ=エリート」構図の理屈です。

 

「筋肉は裏切らない」と言ったのはNHKでも活躍されている近畿大学の谷本道哉准教授。一生懸命働いても収入が増えるとは限りませんが、筋トレは必ず筋肉を増やすとおっしゃいます。

 

とはいえ、私も毎週ジムには行くけど、なかなか筋肉は付きません。歳のせいか、体質の問題なのか、といろいろ考えたのですが、最近その原因を認識いたしました。

 

きちんと計画を立て、それを確実に実行する勤勉さがないと筋肉は付きません。――週に1回、ダラダラと筋トレして、ダラダラとバイクを漕ぎ、サウナとお風呂だけはしっかり堪能する――

 

まさに「体づくり」のマネジメントが全然できてなかったんですねー。結局、お金も貯まらなかった人間には、やはり筋肉も貯まらないと言うことです。笑